投稿:カレンダーコンドル戦略

from: ホアン 2014年05月04日 11時30分 受付中 コメントする
はじめまして。
いつもこちらで勉強させていただいております。

さっそくですが、カレンダーコンドル戦略について色々とお話しできればと思っております。
この戦略はオプション道場というブログを開設されているシンタローさんという方がおすすめしている戦略です。
アイアンコンドルの外側を期先で組むのですが、ポイントはプレミアムを合わせてデルタを中立に保つことです。
しかし、プレミアムを合わせると期先はどうしてもファーアウトになってしまい、ヘッジとしては離れすぎている感が否めません。
実際に暴騰暴落では結構やられます。
元々アメリカのオプション市場を前提にしているので日本市場だと勝手が違うのでしょうか?

あと一点ですが、こちらの記事についてです。http://www.option-dojo.com/profile/FuturesJapan.pdf
こちらで紹介されているアメリカのオプショントレーダーが紹介されているカレンダーコンドルはシンタローさんの戦略とは少し違うようです。
デルタをややマイナスに傾けていますし、プレミアムを合わせるというよりもマネーネスを意識して枚数を合わせているようです。
こちらは試したことありませんが、期先が削られすぎるのではと思います。

この戦略について自由にご意見をいただければ幸いです。
【関連キーワード】コンドルカレンダー
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カテゴリ:戦略

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from: 管理人  2014年05月04日 12時43分
ホアンさんこんにちは。

なかなか、ひとことではお答えしにくいテーマですね。
求めているものによって考え方がちがうでしょうから。

損が限定されているという点においては、かなり優秀な手法だと思います。
当然ながら魔法でも万能でもありません。ちゃーんと負けるときは負けてくれます。

日経225だと遠くの期先を買うのは難しいでしようから、米国市場のように期近をロールしていくという戦略はかなり無理があるかもしれません。

123限月でやるのであれば

期近はロールというよりは丸取り狙いで、
期近消滅時点での期先のIVがどうなっているかがカギでしょう。

期近丸取り、期先のプレミアムがそこそこ残るのが一番ありがたいのですが、
「相場がボックスの中それなりに乱高下してくれて、期先のIVが高止まりする」の
がベストですね。

乱高下するときにリスクを減そうとするとヘッジコストがかかりますが、限定損を頼りに放置することも出来ます。
ヘッジがいらないぐらい平穏すぎたら期先のIVが低下するという悩ましいところがあります。

まだほかにも観点はありますが、とりあえずこんなところで。
役に立ちましたか?: はい
from: ホアン (投稿者) 2014年05月05日 14時24分
限月のロールは不可能ですよね。
もっと盛んになってくれれば色々楽しいと思うのですが。。。

管理人様は米国市場でトレードされた経験はありますか?
私もいろいろと勉強はしているのですが、大して日本市場でも成果があがっているわけでもないので自分にはどうかなという感じです。(語学の問題もありますが)
ただ、日本でもやもやしていることが米国ではどうなのかと考えると、あえて挑戦してみる意義もあるようにも思っています。
役に立ちましたか?: はい
from: 管理人  2014年05月05日 14時56分
日経225が日本で始まる前に、しばらく米国市場で取引をしたことはありますね。
その頃から、指数OPはもちろん、個別株OPにもマーケットメーカーがついていてしっかりと売買は出来ました。

いまでは、その取引銘柄数と流動性は日米で比較にならないほど開いてしまったようです。

日経225以外になんの広がりもない市場。

25年以上も変わらないものが突然変わる気はしないですね、残念ながら。

取引対象が増えれば儲かるわけでもないでしょうが、いまは取引コストも安いですから、いろいろチャレンジすることはいいことではないでしょうか。
役に立ちましたか?: はい

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