投稿:オプション取引について

from: 叢雲 2014年11月09日 09時53分 受付終了 コメントする
私はオプション取引未経験者です。
現物や先物取引では逆指値注文・OCO注文等でロスカットをする事が多いのですが,
オプション取引を保険と考えた場合,ロスカットと比べた優位性はどんなところにあるのかいまいち理解できませんでした。

「損が自分の許容範囲を超えた時に即座に降りるか,痛みを和らげながら望みを持って戦いを続けるか」
という解釈になるのでしょうか。
分かり易い説明を頂けたらと思います。よろしくお願いします。
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from: 管理人  2014年11月10日 03時25分 Best Answer!
叢雲さん、ようこそ。
反対売買によるロスカットは、ポジションをゼロにするので、これこそが究極のヘッジであるといえます。

プットオプションなどでヘッジをすると、最悪を限定した上で戦いを続けることができます。
オプションの値段はある程度合理的に形成されているので、ポジションをゼロにするのも、ヘッジをするのも、「期待値」はかわりません。

つまり、ポジションを持ち続けても、ゼロにしても、ヘッジをしても、そこからの期待値は同じである。ということです。ただ、評価損になってしまった部分はすでにマイナスの期待値が発生しています。

ヘッジをしたポジションが今後を見通して、最適な状態であるかどうかが最大の問題なのです。
往々にして、元のポジションの相場観を引きずっていることが多く、バイアスや願望が混じる可能性が高く、結果としての期待値はヘッジポジションは芳しくないことが良くあります。
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from: 叢雲 (投稿者) 2014年11月10日 09時55分
管理人様


お返事ありがとうございまいた。

自分の想定を外れて大きな損を抱えてしまった時に,
OPで痛みを緩和しながら今後の戦略を立て直す時間を作るという事ですね。

>ヘッジをしたポジションが今後を見通して、最適な状態であるかどうかが最大の問題なのです。
>往々にして、元のポジションの相場観を引きずっていることが多く、バイアスや願望が混じる可能性が高く、
>結果としての期待値はヘッジポジションは芳しくないことが良くあります。

おっしゃる事は非常に良く分かります。
損を抱えてしまった時に中立の立場でもう一度判断できるかと言われると正直厳しいですね。

ただ,OPで引き出しを増やせば状況によっては有利になる事もあると思います。
機会を見て参加したいと思いますので今後もよろしくお願いします。
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from: sai   2015年01月14日 01時48分
基本的な点でのロスカットとオプションの違いですよね 

自分の予想した方向と違っても、オプションでヘッジしてあれば、持ち続けても損失が予想できるので、持ち続けられます。

例えば17000円でコールを買って、先物を売るとしたら、損はコールを買った分だけです。

上がっても下がっても利益を出したければ
先物を1枚売って、コールを2枚買えば上がっても下がっても利益が出る形が出来ます(コール2枚分の損失になる)

それから短期間で大きく動くこともあるので、ロスカットの注文が刺さらない時があります。
例えば先物ロングに1万7千円でロスカットを置いておいたのに、場が始まったら1万5千円だった場合などです。
注文が消えてしまう可能性もあるし、成行きが刺さったとしても1枚当たり200万くらいのロスになってしまいますよね
だからオプションでヘッジしておくのとロスカットするのは備えているリスクは多少違うと思います。
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from: 叢雲 (投稿者) 2015年01月17日 11時55分
>sai様

回答ありがとうございます。

たしかに短期間で大きく動いた時は殆ど注文が通らなくなりますから,
ロスカットも容易ではなくなりますね。
滅多にありませんがその様な状況下においてオプションの特性で
損失を限定できるというのは大きな違いですね。
役に立ちましたか?: はい

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