IVはオプションの需給をモデルから逆算して現したものですから、オプションの買い手と売り手がどう考えているかが重要ですね。
特定の大口がオプションを買い上げてその玉突きでIVが上昇することもありますが、
普通は、売り方がどう動くかということで、オプションの需給は決まってくるという風に思っています。
今回の場合は、オプションの売り方に全く動揺が走っておらず、買い戻しに動くどころか、
安過ぎて売りにくかったところで、少し反発したので、あわよくば売りのせしようと考えている勢力が多いのではないでしょうか。
あと日米の緩和競争も続き、場合によってはユーロ高が続くユーロも?という中では、下値不安が薄いのかもしれません。
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